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何故腱引き師になろうと思ったのか

　私は、事務仕事で酷い肩こり持ちで、少しでも楽になるなら整体でも受けてみようと思ったときに腱引きを知り、リンパマッサージ後のような感覚にもなると聞き施術を受けたことを忘れません。

初めの頃は、施術後一週間もしないうちに肩が凝りだしました。が、何をしても良くならずに辛い日々を過ごす中に3か月くらいたった頃から、肩こり感が無くなり身体全体のバランスが整っていることに気が付いたのです。腱引きに出会い自分の身体がどんどん変わっていくのを感じ、腱引きに惚れこみました。定期的に腱引きを受けて半年経った時、思いもよらない震災があってしばらく受けられずにいたところ、持病の呼吸器疾患（リンパ脈管筋腫症）による右腎臓の上に脂肪の層と腎血管筋脂肪腫(良性の腫瘍)が出来、瘤を全部で13個、治療せざるを得ませんでした。

そして、血管やリンパ管の流れが大事だと気が付きました。この身身体に起きた危機（病気）をきっかけに生き方や生活習慣を変えようと思いました。

身体の流れを良くする腱引きは、生まれ持った体質と癖や身体の使い方など、運動能力、食生活や以前からの病、筋肉や骨格の歪みによる痛み、女性特有の生理痛などの様々な痛みに対して有効な効果をもたらすものだと実感し、そんな腱引きを自ら学んでみようと心から決めました。

私は、施術を受けて体や生活習慣を変えることが出来る腱引きを受けることにより、これからも健康でいられると確信しました。自身の体験を通して、病気を持ちながらでも健康を保っていられることをあらゆる人に伝えたいです。腱引きを通して風通しの良い様々な場所や空間を創れると確信しています。

血液の流れや体液の滞りは万病の元となり、あらゆる病気に変化してしまいます。身体の血液や体液が整うと様々な症状も改善に向かうことができるのではないでしょうか？

遺伝により病気の要素を持っていた私の身体ですが、すでに病気を経験した人もそれ以上悪くならない、繰り返さない。未病を予防だけでなく無病にすることが出来る。

腱引きの基本施術で全身施術を受けると身体を整流させます。

これこそがあらゆる人に知っていただき、受けていただきたいと思ったのが、腱引き師になった理由です。